名古屋市の病院での大腸カメラ検査
名古屋市天白区のばんのクリニックでは、大学病院や近隣の総合病院と連帯を取りながらより良い医療を提供しています。
総合内科専門医の院長が、風邪症候群から高血圧症や糖尿病などの生活習慣病・内科全般の疾患に対して適切な診断と治療を行い、患者にわかりやすい説明をします。
ここでは大腸カメラによる検査も行っています。
まず、下剤で大腸の中を綺麗にし、肛門から始まって盲腸、小腸の終点まで観察をします。
当クリニックでは患者の苦痛を少しでも減らすため、希望があれば鎮静剤を使用してから検査を行っています。
検査終了後はリカバリールームで休んでいただきます。
大腸の病気には大腸がんの他に、ポリープなどがあります。
ポリープは小さなものであれば、日帰りで切除することが可能です。
EMR(内視鏡的粘膜切除術)と呼ばれるこの手法は、まず、病変と筋層の間の粘膜下層へ生理食塩水を注入し持ち上げ、ループ状の電気メスをポリープに被せていきます。
次に電気メスを徐々に縮めて、取り残しのないよう辺縁の境界部分に電気メスの刃をあわせていきます。
火傷を最小限に抑えるため電気メスをしっかり絞厄し、ポリープをスネアで軽く持ち上げて通電を行い切除となります。
この後取り残しはないか、出血はないか、切除の深さはどの程度かなどを観察し問題がなければ終了となります。
切除した病変は病理検査で顕微鏡を使用して良性の病変か悪性のものかどうかを判定します。
EMRは外科的に開腹することもなく、痛みもありませんが、ポリープの大きさ・形・ポリープ内の血管性状などによっては、まれに予期せぬ合併症(出血・穿孔)を起こすこともあります。